平素から「手のひらに太陽の家」に皆様の暖かい励ましとご支援をいただき心より感謝申し上げます。

「手のひらに太陽の家」は平成24年7月の開所以来、福島で被災された方々が心身ともにのびのびと過ごしていただくための受け入れを中心に施設運営に取り組んで参りました。これまでに約240組、3600名の方々を受け入れることができました。

「手のひらに太陽の家」の開設に際しては、施設建設と全ての設備・備品、そして運営にかかる経費を、モンベルグループ他、国内外の企業、団体、個人から寄せられ、たくさんの善意で事業を進めることができました。しかし震災から3年が経過した今、「手のひらに太陽の家」の運営費への支援も徐々に減少し、これまでの体制では受け入れの継続が難しくなって参りました。

このような情況の変化を踏まえて、昨年末から「手のひらに太陽の家」の今後の支援と運営について検討して参りました。その結果、平成26年4月以降は、これまでの運営主体となっていたNPO法人日本の森バイオマスネットワークから同じく佐々木が代表を務めるくりこま高原自然学校に移行し、施設受け入れ業務だけでは無く、様々な体験プログラムを実施する自主事業を行いながら施設運営を維持することになりました。勿論、引き続き福島の子どもと家族を受け入れる体制も維持していきます。4月以降の運営詳細については決定次第、随時HP上でご案内いたします。

 このような情況の変化はありますが、福島の支援は継続して行って参りますので、今後とも引き続きご理解をいただきご支援を重ねてお願い申し上げます。

 この事業を支えていただいた皆様のおかげでここまで歩みを進めることができました。ここにあらためて皆様に心より御礼を申し上げます。

2014年3月吉日

NPO法人日本の森バイオマスネットワーク 理事長

くりこま高原自然学校 代表理事

佐々木豊志


2014/3/29(土)未分類 0 Comments

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