
絵本の世界は夢がいっぱい。
でも、自然の中に入れば、
夢の世界ではないんです。
そんな素敵なことを教えてくれたのは
前田建設工業株式会社さまの方々。
「太陽の家の子ども達のために。」
っと、登米町の中でいろいろな自然遊びを行ってくれました。
素敵な絵本を読んでくれたと後は、
絵本のお話に出て来た
カエルや色んな色・形の虫
木の実やお花を
探したり、捕まえたり。
太陽の家に帰って来たら、
紙粘土を使って自由に作品作り。
拾って来た木の実やお花を使って
子ども達が作ったのは、
絵本に出て来そうな
お魚さんやうさぎさん、くまさんたち。
夜は手作りのランタンで
昼間生きものを探した田んぼまでお散歩。
聞こえてきたのは、昼間いなかった
たくさんの生きもの達の声。
不思議な、絵本の世界のような1日。
きっと、子ども達の心は夢でいっぱいだったはずです。
素敵な時間を、ありがとうございました!
今日は地元、とよま町で盆踊り大会。
太陽の家の住人もみんなで行って来ました!
暗い夜道をタンタンタンっと元気に歩く子ども達。
暗くても案内人がいてくれるから平気なのです。
案内してくれたのは、後ろの農家さんとかわいいお孫さん達。
どんどん
ピーシャラ
どんどんどん
素敵な太鼓と笛のお囃子が聞こえてくれば
体も勝手に踊りだします。
みんなお上手です。
休憩時間には
汗を一拭きして、
おいしいかき氷をパクリ。
盆踊りは音と踊りで伝わって来た不思議な昔話のようだという人も。
お父さん・お母さんのお父さん・お母さんのそのまたお父さん・お母さんの…
そんな昔から変わらないお話を
目の前の子ども達が伝える頃には、
みんなどんな大人になっているのかな?
楽しみですね。
太陽の家の子ども達は生きものが大好き。
たーっとお外に出かけては
カブトムシにおたまじゃくし
セミにお魚…
誰かを手に持って帰って来ます。
昨日も
「捕まえて来たよ!」
っと、太陽の家の女の子が嬉しそうに持って来てくれた大きな魚。
お名前はカジカちゃん。
夕方には太陽の家の男の子が
「プレゼント。」
っとくれた小さなセミの抜け殻。
中に入っていた子は、
近くで鳴いているかな。
どの子も夏の間だけ会えるお友達。
中には亡くなってしまう子も。
ちゃんと天国に行けるかな?
そう思いながらお墓をつくっていると、
「あのね。妖精さんが迎えに来てくれるんだよ。」
っとそっと教えてくれた太陽の家の女の子。
妖精さんがいてくれるなら天国に行けるね。
教えてくれてありがとね。
夕方になると
「ピンポーン」っと鳴るチャイム。
声を聞かなくてもわかってしまうチャイムの主。
後ろの農家さんです。
手に持っていたのは畑で採れたばかりのたくさんのナスとトマト。
太陽の家の男の子は大きな長ーいナスに
ついついお口が「にやり」。
トマトは夕ごはんにおいしく頂きました。
夕ごはんを終えて、お月様が顔を出すころ
「ピンポーン」っとまたまた鳴るチャイム。
こんな時間に誰でしょう?
玄関に行くとまたまた後ろの農家さん。
可愛いお孫さんも一緒です。
手に持っていたのは…
小さな小さな赤ちゃんを抱えたお地蔵さんと
頭の飾りが可愛らしい小さなクジャクさん。
よーくよーっく見ると
正体はコロコロコロのじゃがいもさん。
食べるとバチが当たります。
そっと拝ませてもらいました。
「太陽の家の子ども達が、楽しい夏休みを過ごせますよーに!」