手のひらに太陽の家は建築面積118坪、述べ床面積127坪の木造住宅です。

中央の共用棟にはリビング、キッチンがあり、2階部分は広間になっています。事務室にはスタッフが常駐し、入居者のサポートを行います。

東西に伸びる住居棟には8畳(ユニットバス、収納付)の個室が合計8部屋、鳥の翼のように配置されています。

手のひらに太陽の家は太陽の恵みと森の恵みを活用するエコ住宅です。

木質ペレット燃料(※)を燃焼するペレットボイラーやペレットストーブによる暖房・給湯、太陽光発電、太陽熱給湯などの自然エネルギーを活用した循環型住宅で、今後の復興における循環型地域社会形成のモデルとなることを目指しています。

また建設にはすべて東北の無垢材を使い、防腐剤や防蟻剤を使わないくんえん乾燥木材を利用しています。ウールやスギの皮から作られた断熱材を使い、塗料にも自然由来の素材を使った住む人に安心安全な建物です。

※木質ペレット燃料

おかくずなどを固めて製造される固形燃料です。間伐材や製材端材から生産されるため、再生可能なエネルギー源です。木質ペレット燃料が燃焼する際に発生するCO2はもともと大気中にあったものを木が成長する際に吸収したものなので、大気中のCO2濃度を増加させません。

 

手のひらに太陽の家は地元の大工や職人によって建設されました。

材木は木の性質を知り尽くした職人の手によって一本一本刻まれており、複雑な継手仕口の技法が用いられています。

建物にも随所に連綿と受け継がれてきた匠の知恵と技術が活かされています

たとえば壁には「板倉工法」と呼ばれる柱と柱の間に分厚い板を落とし込む工法が用いられており、日本古来から使われている伝統的な建築技術です。

また、桁と梁が互いに重なり合う「渡りあご工法」は通常の金物だけの接合に比べて強度が増し、耐震性と耐久性が向上し、伝統的な民家のように将来移築も可能な工法です。